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○目次
〇戦績
・第３回てるるんチャレンジ優勝
・シーズン7ダブル 最終??位 （レート????）
・ポケモン日本一決定戦予選 暫定28位 (28勝7敗レート1807)
お疲れ様でした！暫定28位！
— こもりん (@Sarapoke0914) 2020年6月29日
ここまで努力続けてよかった…！ pic.twitter.com/0Tn16pR5dR
○構築経緯
リベロエースバーンが解禁された当初流行っていた
+トリル対策といった構築、自分はミロカロスというポケモンを使うのがあまり好きではないので、実は食わず嫌い状態であった。が、てるるんチャレンジが開催されるということで、対策を考える意味でもエースバーンを使ってみようと思い自分なりに構築してみることに。
まず火力がなく命中も安定しないミロカロスはこの構築にマッチしていないと思っていたのでアシレーヌに変更することはすぐに決まった。水+フェアリーの範囲がとても強い。ストリンダーは全体電気技が使える唯一無二な存在なのでそのまま使用することに。眼鏡をアシレーヌに回すことで挑発が打てるのも偉い。
使用感としては、
+で追い風+全体技を打ちながらエルフーンを退場させ、裏からエースバーンを投げダイアーク+全体技を打つ動きが単純に強すぎるといったところ。
残り2枠は、別の構築で使用していた
の使用感がよかったのでそのまま採用した。ゴリランダーはラプラスに強いのがよく、ガオガエンも後発エースバーンをダイマックスさせるのに便利な動きをしてくれるのでかなりマッチしていた。
この構築の要点をまとめると以下。
・のビートダウン
・のサイクル性能
相手をちまちま削り切り返しできないところでダイマックスするのが非常に強力。結果それほど煮詰めた構築ではない状態で、第3回てるるんチャレンジ優勝。かなりのスペックを感じたため本格的に煮詰めることに。
6月14日に行われた「てるるんチャレンジ#3」のリザルトだ。優勝はこもりん(@Sarapoke0914 )選手。
— マヨ🐪 (@right_poke) 2020年6月15日
御三家が4体入っている印象的な構築だ。エースバーン+エルフーン+ストリンダーの組み合わせは最近見かけることが多く要対策な並びとなっている。
YouTubeチャンネルはこちらhttps://t.co/xsoV0snMvI pic.twitter.com/20CW8Uztpq
○第３回てるるんチャレンジで優勝した構築
○JCS予選直前まで使用した構築
○変更点
●→
まずストリンダーの役割対象であるトゲキッスはバンギラスやドリュウズと組まれていることが多く、ストリンダーを選出することができないことが多かった。ドサイドンはこれらの取り巻きに強く、また後述するエルフーンのトリックルームと組み合わせることで、エルフバーンミラーにおいてかなり有利に立ち回れるようになった。避雷針により電気タイプの前でアシレーヌが動きやすいのもグッド。
●→
脱出ボタンによる盤面操作は非常に強力であったが、発動が裏目になる場面があること、エルフーンミラーで追い風を張り合うのがアドバンテージにならないことを嫌って耐久振りトリルエルフーンに変更。これによりエルフーンミラーにおいてトリックルームを張ることでゲームを終わらせることが可能になった。またワイドフォースの解禁に伴って増えると予想したイエッサンブリムオンに対しても、隣のアシレーヌが相手２体を確定２発なので、初手トリックルームをトリックルームで切り返せば4vs2の状態を作れるだけでなく、その後も上から殴り続けることが可能に。
ここまででトリックルームを絡めた仮想敵は以下。
ミラーと苦手なトリックルーム・壁オーロンゲにしっかり勝てそう。
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vsエルフバニラ+エスバラゴン
+
①相手の初手がバニラエルフ
トリルが見えていない相手の行動は追い風吹雪or脱出トリックのいずれか。
こちらは不意打ちでバイバニラのタスキを削ってトリックルーム。相手のポケモンはバイバニラ以外守れないので、アシレドサイで殴り続ければ勝ち。エルフーンが凍ったら負け。
②相手の初手がエルフバーン
相手の行動は追い風ダイジェットor手助けダイアタックでエースバーンを処理のいずれか。
この場合も不意打ちでエースバーンを削りながらトリックルーム。
③相手の初手がエスバニラ
エルフーンがシングルダメージ吹雪を耐えないため、エースバーンは守りながらトリックルーム。２ターン目は不意打ちでバニラのタスキを削りながら退場しドサイアシレ降臨。
＊エルフーンのトリックルームを悟らせないように初手はガエンではなくエースバーン。
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vsバタサマヨ+コータスドサイ
+
普通であれば眠りかトリックルームの選択を迫られるが、バタフリーに挑発、トリックルーム返し、サマヨールに挑発の順で動けば完全にケアできる。
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vsイエッサンブリムオン
+
初手トリックルームをトリックルームで返す。アシレーヌのハイパーボイスが相手２体に対して確定２発を取れるため次のトリックルームを許さない。
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vsウインロンゲ+ギャラドリ
+
トリックルームを打ちながら蜻蛉帰りをオーロンゲヘ。（どちらでもいいが守られないほうに打つ。）アシレーヌを出し２ターン目は手助けマジカルシャインでオーロンゲを処理。十中八九裏からギャラドスが出てくるので、エルフーンをガオガエンに引きながらダイストリームでウインディを倒す。（壁+バークアウトが入っていても手助けマジカルシャイン+ダイストリームでＨ振りウインディがしっかり落ちる。）威嚇が入ったギャラドスではこちらのポケモンを倒すのは困難なため、アシレーヌで横を殴り続け最後にギャラドスを処理して勝ち。
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予選の直前までこれを回していたが以下のような点が気になった。
・エースバーンは追い風がなくとも戦える。
・サマヨールの隣がエルフーンを縛ってきたらトリルを返せない。
・脱出ボタンではないエルフーンが置物になる。
・アタッカー2匹がゴリランダーのグラススライダーで縛られる。
このような観点から、エルフーンを解雇することに。アシレーヌの全体技を通す動きは強かったのでS操作ができて場持ちのいいポケモンを探したところ・・・凍える風を覚えた
にたどり着く。相手のガオガエンの下から凍える風が打て、ナイトヘッドで置物になりにくい。特に魅力を感じたのがの縦の並びが相手のエースバーンに強いところである。威嚇を駆使すればエースバーンミラーを互角に戦えると考えた。実際に予選ではほぼすべてのミラーに勝利することができた。
の採用…
ここまででドサイドンが不要になったので、トゲキッスに強くトリックルームバンギラスに勝てる駒を探すことに。カビゴンはこれらに強いだけでなく。自爆を覚えさせることでイエッサンブリムオンにも簡単に勝てるため最後の枠にぴったりであった。
〇個別解説（620/250）
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ゴースト | HP | 252 | 147 |
| のんき | 攻撃 | 0 | - | |
| ナイトヘッド | 防御 | 92 | 178 | |
| サマヨール | こごえるかぜ | 特攻 | 0 | 80 |
| おみとおし | まもる | 特防 | 164 | 171 |
| しんかのきせき | トリックルーム | 素早さ | 0 | 28 |
|
●耐久 A184珠エースバーンのD不意打ち ～100.6％ A172珠ドラパルトのDゴーストダイブ ～100.6％
●Sライン 最遅サマヨール+1 |
S操作要員。挑発を受けても役割を遂行できるため使い勝手は良い。相手のダイマックスターンをしっかり凌ぐため守るを採用。先発ダイマックスしないエースバーンで荒らしてからトリックルームといったプランもよくとっていた。初手からトリックルームを狙うことはほとんどない。
●エースバーン
| |
ほのお | HP | 12 | 157 |
| いじっぱり | 攻撃 | 252 | 184 | |
| まもる | 防御 | 4 | 96 | |
| エースバーン | とびひざげり | 特攻 | 0 | - |
| リベロ | とびはねる | 特防 | 4 | 96 |
| いのちのたま | ふいうち | 素早さ | 236 | 169 |
|
●ふいうち 151-90ストリンダーに 69.5％～ 186-80ドリュウズに 63.4％～ A-1ダイアークで147-178輝石サマヨールに 58.5％～
A-1で202-119ガオガエンに 98.0％～ 166-120ウオノラゴンに87.9％～
●とびはねる ダイジェットで156-103フシギバナに 219.8％～ ダイジェットで164-95ドラパルトに 112.8％～
●Sライン 最速100族+2 能力上昇+1で準速すいすいカジリガメ抜き |
構築のエース。素早さは最速にする必要を感じなかったため、ダイジェット１回で準速すいすいカジリガメを抜けるように設定。相手のダイマックスを疲弊させてからダイマックスで全抜きを狙うのが基本的な動き。ダイマックス技がすべてタイプ一致の高火力なだけでなく、味方の攻撃性能を上げる追加効果しかないので場が整うとそのままゲームエンドという試合が多かった。守るは相手のダイホロウを透かせたり、ダイウォール後に不意打ちで縛り返したりするために採用。
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みず/フェアリー | HP | 4 | 156 |
| ひかえめ | 攻撃 | 0 | - | |
| ハイパーボイス | 防御 | 4 | 84 | |
| アシレーヌ | マジカルシャイン | 特攻 | 244 | 194 |
| うるおいボイス | ムーンフォース | 特防 | 4 | 137 |
| こだわりメガネ | ハイドロカノン | 素早さ | 252 | 112 |
|
●耐久 C172ロトムの10万ボルト ～97.4％ C145セキタンザンのDソーラービーム ～85.8％ A172ドラパルトのDゴーストダイブ ～100.6％
164-95ドラパルトに 202.4％～ 175-120砂嵐バンギラスに 99.4％～ +１ダイフェアリーが146-70ジュラルドンに 209.6％～
●Wマジカルシャイン 166-100ウオノラゴンに 120.0％～ 164-123ブリムオンに 49.3％～ 145-125イエッサンに 53.7％～ 157-127Wロトムに 48.4％～
●Wハイパーボイス 64-123ブリムオンに 54.8％～ 177-125イエッサンに 49.7％～ 185-110セキタンザンに 216.2％～ 202-110ガオガエンに 99.0％～
207-120バンギラスに 198.0％～
●Sライン 能力上昇+1で最速100族抜き |
超高火力歌姫。エースバーンでダイアークを打ちながら全体技を打っているだけでゲームが終わる。序盤の荒らしにも終盤の掃除にも使え、ダイマックスしても強い。このポケモンが真のエースみたいなところがあるため複数回行動ができるように扱うと勝率がグンと上がる。
●ゴリランダー
| |
くさ | HP | 236 | 205 |
| ようき | 攻撃 | 12 | 147 | |
| みがわり | 防御 | 4 | 111 | |
| ゴリランダー | まもる | 特攻 | 0 | - |
| グラスメイカー | やどりぎのタネ | 特防 | 4 | 91 |
| たべのこし | ウッドハンマー | 素早さ | 252 | 150 |
|
●耐久 身代わりがナイトヘッドを耐える A189ドラパルトのDゴーストダイブ ～93.6％ C162バイバニラのW吹雪 ～96.5％
●GFウッドハンマー 131-100ミミッキュに 98.4％～ 237-100ラプラスに 108.8％～ 155-90ルンパッパに 92.9％～ 207-130バンギラスに 96.6％～ |
構築の陰湿枠。身代わりで相手のダイマックスターンやトリックルームを枯らす。GFでダイマックス技を守った味方を回復させる。といったことが仕事。身代わりのおかげで水タイプにしっかり役割遂行できるのも魅力的。GFのおかげで火力が高いだけにとどまらず、どんな相手でもやどりぎのタネさえ植えてしまえば最悪タイマンで勝てるので詰め筋に使うこともあった。
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ほのお/あく | HP | 252 | 202 |
| なまいき | 攻撃 | 0 | 135 | |
| まもる | 防御 | 68 | 119 | |
| ガオガエン | とんぼがえり | 特攻 | 0 | 100 |
| いかく | オーバーヒート | 特防 | 188 | 147 |
| オボンのみ | ねこだまし | 素早さ | 0 | 58 |
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●耐久
●オーバーヒート 181-137ナットレイに 119.3％～ 175-90ゴリランダーに 93.7％～ |
構築の潤滑油。威嚇が入っていない状態のエースバーンを立たせるのが仕事。アシレーヌに打点がない相手の前にアシレーヌを立たせるのも非常に強力。攻撃技は鉄壁ナットレイに詰まないようにオーバーヒートを選択。交代技はイエッサンに対して隣を守らせながらとんぼ返りという動きが強かったため捨て台詞ではなくこちらを採用。
●カビゴン
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ノーマル | HP | 0 | 235 |
| いじっぱり | 攻撃 | 252 | 178 | |
| あくび | 防御 | 252 | 117 | |
| カビゴン | アイアンローラー | 特攻 | 0 | - |
| あついしぼう | ばかぢから | 特防 | 0 | 130 |
| ノーマルジュエル | じばく | 素早さ | 4 | 51 |
|
●アイアンローラー 191-161トゲキッスに 74.8％～
●Wじばく ジュエル込みで164-115ブリムオンに 103.0％～
●ばかぢから 207-130バンギラスに 119.8％～ ダイナックルで202-119ガオガエンに 53.4％～ |
自身がアタッカーなだけでなく、味方のサポートまでできる器用なポケモン。あくび→アイアンローラーや、あくび→ガオガエンのとんぼ返りでゴリランダーのGFを展開する動きがダイサンダー・ダイフェアリーに対して強力。また威力が高いためサマヨールのナイトヘッドと合わせてHBトゲキッスが倒せるのも魅力的。自爆はダイアタックの威力が高いだけでなく、最後の詰めとして味方を安全に着地させる技としても優秀。アシレーヌとエースバーンでビートダウンする構築のはずが、カビゴンでビートダウンする試合も同じくらいあった…
〇選出と立ち回り
基本選出
+ （・・）から選択。
+ （・・）から選択。
+（・・）から選択。
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気が向いたら構築別に選出と立ち回りを記述。
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vsエルフバニラ+エスバノラゴン
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vsバンドリ
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vsバナコータスリザ
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〇さいごに
久しぶりに全国への切符が獲れてとても嬉しい思いだ。ここ3年ボーダーに2歩ほど及ばず社会人になってからどんどん弱くなっている気がしたが、めげずにやってよかった。今後もひとつずつ課題をつぶして地道にやっていきたい。
最近YouTubeチャンネル開設したのでよければ配信来てね・・・！！！！！
〇参考
型紹介カード：しゅんくり～む様
https://pokemon-eden-siaf.hatenablog.com/entry/2020/01/25/224057
ドット絵：serebii.net様
https://www.serebii.net/pokedex-sm/
